玄関前の薔薇です。枯れているはずなんですが、まだ咲いています。
年に何回か来られている50代女性のTさん(主婦)、昨年の健康診断で洞性徐脈と言われ、11月頃から胸にズキッという痛みが出るようになって様子を見ていたそうです。今年になってからクリニックで検査、治療を考えていたのですが、インフルエンザが流行りだしてクリニックに行くのが怖くなり、当院で体調を整えてから行こうという事で1月中旬に来られました。
初回、お腹に触れると異様な冷たさだったので様子を聞きますと、Tさん「11月に風邪を引いて処方薬を飲んでから便通が悪くなって、それからなんです。胸の痛みが出たのは」と言います。ターゲットをお腹に絞って調整を施して、腹巻とホッカイロをするようにアドバイスしました。
2回目の来院時に、Tさん「便が普通に出ました。胸の痛みは8割OKです」と言います。今週の28日が4回目の来院で、伏臥位時に3回目まではなかった上部胸椎の歪みが出現。座り方を聞きますと、Tさん「家では正座が多くて座卓にスマホを置いて2、3時間は見ています」と言います。上部胸椎の調整で調整前にあった胸骨の圧痛は消失。
Tさんの胸の痛みは、お腹お不調(エネルギーの低下)と、正座による胸椎の歪み(神経伝達の低下)と、血行不良が心臓まわりの調子を落としたのかなと推測しました。