小真木原野球場(鶴岡ドリームスタジアム)の40段の階段です。毎日、ダッシュで駆け上がっています。
70代男性のTさん(建築業)が11月中旬に交通事故に遭い、当院に来られたのは1か月が経った頃で、Tさん「X線では頚の骨が2ヵ所変形していると言われました。頚の左側が張っているのが気になって、1月いっぱいには治したいので」と言います。立位分析では体幹が左回転して顔も少し左側に向いていましたので、事故に遭う前からも頚の違和感はあったのかなと、事故で強く症状が出てきたのかなと推測しました。
当院には12月に3回、1月に6回来られて、この間、頚の張りのイライラ感と被害者意識が強すぎて、「加害者が一度も謝らなかった」「加害者側の保険会社の担当者の対応が悪い」「リースで借りていた車だったので新しいのはリース料か高くなって、差額分を要求したら却下された」「事故の対応で仕事が進まなくて収入が減った」「自分の保険会社に相談したら親身になって1時間も話を聞いてくれた」と言います。
これに対して、自分「Tさんの気持ちはわかるけれども、事故に遭えば損はするんです。イライラすると頚の張りが強くなってくるから、そんなに真剣に考えないで気長に調整をやっていけばいいんじゃないですか。元々、Tさんの体の状態、頚の調子は良くなかったんですから事故に遭わなくても何かのキッカケで今と同じような症状は出てきたと思いますよ」と何度も言いました。が、いっこうに聞く耳を持ってくれませんでしたので、Tさんの調整は1月末でお断りしました。