今年は9月に雨が続いて稲刈りが進まなくて、昨日も夕方になったら雨がざーと降ってきて稲刈りはまだまだかかりそうです。
第4学区のおはようソフトボール大会が8月25日から始って、いつもなら9月の中頃に終わるのがやっと昨日の試合で全試合が終了しました。参加チームは本三、陽光チーム、塔和、小真木チーム、美原町チーム、青柳街チーム、稲生Aチーム、稲生Bチームの6チームで自分は稲生Bチームのピッチャーを任せられました。今年はピッチャーとして急成長してそれなりに自信があったので稲生Bチームでもまあまあいい試合が出来るかなーと思ってて、やる気満々だったのがメンバー表を見て(60歳後半から70歳で編成)ショックを受けて一気にやる気が失せました。シニアの大会であればそれなりに試合を作ることは出来るのですが、第4学区の他の5チームは若いメンバーで強打者が多くてレベルが高いのに対して、最初から試合に勝つ気のないメンバーでチームを作ったのには頭にきました。
こんなんでは自分でも勝てるとは思っていませんから投げるボールに気持ちが乗らず、嫌になるくらい打たれてしまいました。1戦目の美原町チームには13対2、2戦目の塔和小真木チームには4対3、3戦目の稲生Aチームには10対5、4戦目の本三、陽光チームには13対0で負けてしまいました。最後の試合の相手が青柳町チームで第4学区で最強の打線を誇るチームで、これまで通りに投げていたら15失点から20失点はいくなと覚悟しました。が、ここで思いました。このままでは惨めだし中途半端な投球はやめて自分らしい投球をして最後の試合を飾ってみようと自分に言い聞かせ真剣に考えました。同年代には通用してたスピードボールが40代の若手には通用しないことが分かって自信をなくしてましたが、今まで意識して試合では投げたことのないシンカーを投げてみることにしました。(一人練習で壁に向かっては投げていました)
いつもはプレートの右側に立っていたのを逆側の左側に立って、いつもは踏み出した左足は軸足とホームプレートを結んだ線上にまっすぐ踏み出してたのを3塁側にクロスぎみに踏み出して、めいいっぱい左腰をホームプレートに向けるようにしてボールをリリースする瞬間をできるだけ打者に見えないようにしました。そして全力投球ではなくて8割の力で投げてみました。そうしたら右打者の内側にシュートして沈むボールが面白いように決まってバットが空を切り、5回を投げて15アウトのうち、空振り三振を6、7個は取ったと思います。試合は3対1で負けましたが今年一番の投球が出来ました。この大会で散々打たれたお蔭で、強打者にも打たれないシンカーを身につけることができました。