昨日、保険会社から治療依頼の連絡が入り、今日30代女性のMさんが来院。5ヶ月前に停車中に追突されて整形外科と整骨院を受診されたのですが、残っている症状が辛くて2ヶ月前から当院のホームページを見てたMさんが勇気を振り絞って当院で治療を受けたい旨を保険会社に相談したところ、担当の方に「いいですよ、2週間の間、治療を受けてみて下さい。症状に変化がなければこれで打ち切りにしますが、改善がみられれば治療期間を延長してもいいですよ」と言われたそうで、担当の方がいい人でMさんにとってはラッキーでした。
症状は右頚部がだまっていても苦しいのと痛みがあって、右肩部痛と右手のひらに重だるい感じがあるとの事。立位分析すると左足荷重で上体は左に大きく傾いて大きく右捻転の状態で、むち打ちになっていなくても数年後には似たような症状が出現しても不思議ではない立ち姿を現していたので、私「Mさん、かなり歪みが大きいですよ。バランスの悪い方はちょっとした衝撃を受けただけでも歪みが酷くなって症状が出たりするんですよ。追突されてもみんながみんな症状が出るわけではなくて、体のバランスの良い方は何事もなく済む場合もあるし、逆にバランスの悪い方は衝撃を防御できなくてむち打ちの症状が出たりするんですよ」とお話しました。うつ伏せで硬膜調整を施し、仰向けで膜の調整を施し、立位分析では傾きは消失し捻転は半減してくれて、今日は座り方と冷却を指導して終了しました。