割烹志幡で昼食を済ませて相馬楼に行ってきました。舞妓さんの踊りを観賞する前に館内をぐるっと回って、中庭、客間、茶室、蔵座敷を観て、建物の中に竹久夢二美術館があって、女性にモテてしょうがなかった竹久夢二のいい顔写真をしっかりと見てきました。2階の大広間に上がり、踊りの前に相馬楼の江戸時代から今日までの歴史の説明があり、印象に残ったのはますます繁盛しますようにとの願いを込めて畳は半畳敷きになっているんですよというお話で、紅花で染めた畳に座りながら相馬楼の建物が醸し出す別世界の雰囲気にドキドキ、ワクワクしながら舞妓さんの演舞を待ちます。昨日まで中国のハルビンで踊っていた舞妓さんお二人が登場して演舞がはじまりました。テレビでは何十回も観ていましたが生で観るのは今回が初めてです。私が想像していた以上の洗練されたきめ細やかな踊りだったのでとても感激しました。
酒田共同火力発電所のあかりん館を見学。酒田共同火力では石炭を燃やして電気を作り出しているのですが、年間150万トンの石炭をオーストラリア、インドネシア、中国、ロシア、カナダから輸入していて、山形県で使う電気量の50%を生産している事を知りました。石炭370g(両手一杯の大きさ)でテレビは10時間見られるそうです。午後の見学を終えて鶴岡に着いたのはちょうど夕方の5時でした。ちょっと疲れましたが楽しくておもしろい一日でした。