酒田シニアソフトボールクラブから新年会の案内状が届きました。2月15日(土)は酒田で一杯飲んできます。
先週末、酒田から60代女性のWさん(主婦)が初めての来院。1年半前から右臀部から大腿部にかけて強い痛みがあって、腰部脊柱管狭窄症の診断で投薬とリハビリを受けていましたが、リハビリを受けると逆に痛みが強くなるという事で、昨年末にWさんの希望で中止にしたそうです。
立位分析では左脚荷重で側弯が酷くて(急性のぎっくり腰と同じような恰好です)右側頭部がかろうじて中心軸にひっかかっている有様でした。歩き方は立位の時よりも体幹が崩れて危ない状態でしたが、Wさん「今日は、これでも痛みが軽くていい方なんですよ」と言います。そして、ポツリと「人に会いたくないんです」と言います。これを聞いた時に、心の底からWさんを何とかしてあげたいという気持ち湧き出てきました。(治療家になって30年が過ぎましたが、こんなに気持ちが高ぶったのは初めての経験です)
側弯の疑いがあったのでチェックすると問題はなくて、調整は左の頸椎1番、頭蓋調整、経絡の胆経に反応したので調整を施して終了しました。これで、仰臥位での右脚挙上時の強い痛みは半減し、立位分析では右脚にもしっかりと体重が乗るようになり、体幹の側弯は消失。頭が中心軸に寄り8割改善してくれました。
歩き方を指導して、これで歩行時の痛みは消失。自分「なんだか、走れそうですね」。Wさん「私も走れそうな気がしてます」と言って走り出しました。(治療室の中を5~7往復)これからWさんの身体が楽になって気持ちも楽になってくれれば嬉しいです。