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氷のう (アイスバッグ)

当院に初めて来られる方で、あっちこっち行かれて痛みの強い方が時々来られます。痛みが強いものですから、はやく治したくて色々やっている様なのですが逆に悪化させている場合があります。当院では患部だけでなく体全体をチェックして、患者さんではなかなか気付かない体の中の熱を捜し出します。痛みの強い方は何年経っても熱を持っていますので、ストレッチをしたり、トレーニングをしたり、温めたりすると火に油の状態で逆に痛みが強くなりますので、気をつけて下さい。

熱感に対する私の中でのイメージは、同じ所に負荷がかかり、小さな傷が大きくなり、熱をおびてだんだんと燃え出して溶けていく状態で、家が火事になった時に消防車が来て水をかけて火を消すのといっしょで、熱感のある所に氷のう(水と氷)を乗せて冷やしてあげる、鎮静化してあげる、体の中の火を消してあげるという気持ちで対処しています。熱感が消失した時には痛みは和らいでいますので、ストレッチをしたり、矯正をしたり、電気をかけたり、温泉に入ったりしても、体は安心して受け入れてくれますので治療効果は上がってきます。

当院では体全体は温めてあげる、熱感のある所は徹底的にピンポイントで冷却するという考えを患者さんに説明しています。素直に冷却してくれる方は痛みがはやくとれるのですが、冷却に抵抗感があって拒む方もおられます。冷却するポイントを教える事はできますが、それを実行して良くするのは、あなたなのです。

 


鶴岡いとう筋整復院のいとうです。

接骨院から整体院に切り替えて20年目、現在では頭痛、偏頭痛、むちうち、アレルギー疾患、精神的ストレス疾患、内臓機能低下にも対処しております。

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