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症状のオンパレード

玄関に置いているシクラメンです。まだまだ元気に咲いています。

今週は、70代女性のSさん(主婦)が初来院。毎年、季節の変わり目になると、動悸、息切れ、めまい等があって、Sさん「今日は頭痛があって、少し動くと、こえ~と声がでるんです。近頃は、やる気がなくて軽いうつ状態になっていると思います」と訴えます。

立位分析では、頭が中心軸におさまっていたので、「あれっ?」という感じだったんですが、ちょっと様子を見ていたら、少しずつ右側にずれてきて、1分後には大きく右側に傾いてしまいました。歩き方を見ると、体幹が右側に傾いていて、Sさん「フラフラと揺れている感じがあります。去年、登山に行った時にバランスが悪くて倒れそうな感覚があって恐かったのを思い出しました」と言います。

調整は、足首、骨盤隔膜、横隔膜、第1肋骨、頚の1番を調整して、立位分析では、ピタッと中心軸におさまって微動だにしませんでした。最後に歩き方を指導して終了しました。


ブレーキとアクセルを間違えて

玄関前の葉ボタンです。1週間前から急に背丈が伸びてきました。

80代男性のIさん、2週間前にブレーキとアクセルを間違えて、所用先の階段に乗り上げてしまいエアバッグが作動して車は廃車になってしまいました。事故後から腰~右臀部~右足のすねに痛みが出現して、2日前に娘さんに連れられて来院されました。

待合室で座っている姿を見ると、頭が左に傾いて体幹が左側に寄っているのが気になりました。立位分析では、頭は中心軸におさまっていましたが、頚が左に傾き、体幹は右回転していました。歩き方を見ると、両膝が悪いのもあって杖をついていましたが、横ブレがあって前にスムーズに進んでくれません。

調整は両足首、頚の1番と後頭骨の間、最後にお腹がガチガチだったので骨盤隔膜の調整で終了しました。調整後の立位分析では、頚の傾き、体幹の右回転は8割改善して、杖を使わないで待合室まで歩けるようになってくれました。次回は3日後になります。

 


親の介護のストレスで

28作目のちぎり絵をお借りしました。お題は「風に舞う」です。

50代女性のTさん(農業)、初回が2月中旬で、主訴は両足の裏が痛くて夜中(トイレ)と朝方が特に辛くて、食事の支度もちょくちょく休まないと駄目だと訴えます。問診表を見ると逆流性食道炎と精神安定剤の4種類の服用があったので様子を聞きますと、親の介護(今は施設に入所)のストレスで体調を崩してしまって今でも薬を飲んでいますと言います。

立位分析では、頭は中心軸におさまっていましたが、右脚をかばっているのか左脚荷重になっていました。調整は神経トラブル(過去のケガのトラウマ)を解消してから骨盤隔膜と横隔膜にアタックして終了。3回目は隔膜の調整後に、脳神経ストレステクニックを入れて調整しましたが、Tさんのストレスのダメージが相当なもんだというのを知りました。

今週が4回目で、深々とお辞儀をして「よろしくお願いします」と大きな声で挨拶してくれました。立位分析では、両足に均等に体重が乗るようになり、歩き方を見るとトントンと足音が響き渡ります。Tさん、「足裏の痛みは2回目でとれました。今週は台所仕事も休まないで2時間も立てるようになりました。去年までは収穫の時だけ手伝っていたんですが、明日から畑の準備にとりかかります」と言います。

この一か月で別人に変身してくれました。

 

 


便秘薬をやめたい

暮れに、患者さん宅の庭になっているのを収穫してきたキウイです。300~400個頂戴しました。

3日前、メンテナンスで来られている60代女性のSさん(パート)、5年前に大腸ガンの手術をしてから便が出にくくなっている方で、調整中に薬の話になり、Sさんから「便秘薬を止めれればいいんですが」と言われて、自分「この前、NHKのトリセツショーでキウイの保水力と膨張力が抜群に優れているので奨めていましたよ。自分の場合は、春から夏にかけては山菜のワラビを食べて、秋から冬は数年前からキウイ食べているので快便ですよ。暮れにキウイを食べ過ぎて酷い下痢になったくらいなので、ヨーグルトにキウイ1個分を入れて食べてみて下さいよ」と言いました。

帰り際に、Sさんと賭けをしました。快便になったらSさんからケーキを頂戴する。駄目だったらケーキを差し上げるという事で、3週間後が楽しみです。


鶴岡いとう筋整復院のいとうです。

接骨院から整体院に切り替えて20年目、現在では頭痛、偏頭痛、むちうち、アレルギー疾患、精神的ストレス疾患、内臓機能低下にも対処しております。

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