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ばね指で来院

10作目のちぎり絵をお借りしました。お題は「案山子」です。

9月初旬に80代女性のYさんが初来院。メンテナンスで来られているSさんのお母さんで、Sさん「1か月前から左手の中指が曲がったままで戻らないんです」と言います。Yさんの中指を見ると、第1、2,3関節が完全屈曲していて、自分にとっては初めてのケースでした。

無理に伸ばしたら関節を損傷してしまう危険があったので、先ずは手首、前腕部、肘部、肩部、肩甲骨周りの調整を入れました。これで第3関節がスーッと伸展してくれて、2~3分ですべての関節が伸びてくれました。でも、これでOKとはいかず、2回目、3回目の来院時には屈曲位に戻っているので、次回は手首からの固定を考えています。

Yさんのばね指よりも、かなり腰が曲がっているのが気になって様子を聞きますと、Sさん「冬に転んで仙骨と恥骨を骨折したんですよ。骨折は治ったんですが、それから腰が曲がってしまったんです」と言います。仙骨に触れると熱感はなくて、腰の4番、5番に触れると熱感があったので、1日、4回の冷却を指導しました。

初回、施術前が131㎝で施術後が140㎝。2回目、施術前が133㎝で施術後が138㎝。3回目、施術前が135㎝で施術後が141㎝。次回の4回目、冷却をしっかりとやっていれば、予想では施術前が138㎝で施術後が143㎝には伸びていると思います。


鶴岡いとう筋整復院のいとうです。

接骨院から整体院に切り替えて20年目、現在では頭痛、偏頭痛、むちうち、アレルギー疾患、精神的ストレス疾患、内臓機能低下にも対処しております。

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