今週、4作目のちぎり絵をお借りしました。お題が載っていなかったので、「月山と田んぼ」でどうでしょうか。
40代女性のSさん(無職)、昨年、長年勤めていた職場を退職されて、10月に新しい仕事に就くも、1週間後に仕事中に目の前が真っ暗な状態になったといいます。何とか年末まで頑張るも正月にパニック状態になり(鬱っぽく→ワァーとなる→発狂)精神科でうつ病の診断を受けたそうです。
当院には3月22日(月)初来院で、問診時に話しが止まらず、延々と40分間は話していたと思います。その日は調整はできずに立位分析のみで終了しました。(頭部が中心軸から右側に大きく傾いていました) 翌日2回目の来院で、足先から頭部までのバランス調整とストレス調整を施して、頭部は中心軸におさまってくれました。頭部に異様な熱感があったので氷嚢での冷却を指導。
3回目はストレス調整法を指導。4回目は呼吸法を指導。5回目は、強い坐骨神経痛もあって夜眠れないという事で、座骨、恥骨の調整法を指導。(鬱の症状が改善してきて、痛みの方に気持ちが向くようになる) 6回目の来院時に、Sさん「元々、薬には抵抗があって飲んでいなかったのですが、医師から強く勧められて飲むことにしました。それから、明日、アルバイトの面接に行ってきます」と言います。
7回目、腰仙部に熱感が出現したので、冷却と歩き方と抱き枕と足首のサポーターの装着の指導。8回目が4月27(水)で、Sさん「お陰で、1週間前の自分と今週の自分は全然違います。脚の痛みの方が心配でしたが、夜間痛が消えて6時間のアルバイトを何とかこなす事が出来ました。薬の方は、飲むと逆に体調が悪くなるのがわかってやめました」と言います。
7回の調整で、Sさんの症状は6~7割改善。真面目に真剣に自己調整法に取り組んだ結果だと思います。