メンテナンスで来られている60代女性のSさんから、趣味でやっているちぎり絵をお借りして待合室に飾りました。
2月中旬、80代男性のNさん(僧侶)が10年ぶりの来院。家では椅子に座っている事が多くて、長い時間座っていると自力で立てない、床に倒れたら自力で起き上がれない状態で、Kさんの奥さん、「要介護2なんですが、サービスは受けていません。人のいう事は聞かないし、いっさい運動もしないし、このままでは危ないので何とかお願いします」と言います。
立位分析では、体幹が30度前方に傾き、両膝を曲げて辛うじて立っている状態でした。胸、お腹側が縮んで、背中側が伸びきって固くなっていたので、調整は特殊なベットにうつ伏せになってもらい、胸、お腹を伸ばして、背中を縮めるような調整を多めに入れました。
2回目の来院時に、奥さん「あれから、やる気が出てきて自分から運動しているんですよ。」と言います。立位分析では、30度あった前傾が20度まで改善していました。
そして、今日(日曜日)が3回目で、調整後の立位分析では、両膝が伸びて前傾は10度まで改善してくれました。Nさんの立ち姿を見て、奥さん「普通の人になっている~」と言います。これから、1週間に1回のペースで3か月間の調整を施します。3か月後、調整と減量と運動療法で走れるようになっていると思います。