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やる気が出てきました。

メンテナンスで来られている60代女性のSさんから、趣味でやっているちぎり絵をお借りして待合室に飾りました。

2月中旬、80代男性のNさん(僧侶)が10年ぶりの来院。家では椅子に座っている事が多くて、長い時間座っていると自力で立てない、床に倒れたら自力で起き上がれない状態で、Kさんの奥さん、「要介護2なんですが、サービスは受けていません。人のいう事は聞かないし、いっさい運動もしないし、このままでは危ないので何とかお願いします」と言います。

立位分析では、体幹が30度前方に傾き、両膝を曲げて辛うじて立っている状態でした。胸、お腹側が縮んで、背中側が伸びきって固くなっていたので、調整は特殊なベットにうつ伏せになってもらい、胸、お腹を伸ばして、背中を縮めるような調整を多めに入れました。

2回目の来院時に、奥さん「あれから、やる気が出てきて自分から運動しているんですよ。」と言います。立位分析では、30度あった前傾が20度まで改善していました。

そして、今日(日曜日)が3回目で、調整後の立位分析では、両膝が伸びて前傾は10度まで改善してくれました。Nさんの立ち姿を見て、奥さん「普通の人になっている~」と言います。これから、1週間に1回のペースで3か月間の調整を施します。3か月後、調整と減量と運動療法で走れるようになっていると思います。

 


不安の中で

待合室にチューリップを飾りました。

昨年の8月に中学3年のK子さんが来院。3学年になって、親御さんの勧めで県外の高校受験を考え始めてから、心の中がどんよりとしてヤル気が起きなくて悩んでいるんですと訴えます。K子さんの姿勢を見ると猫背が酷くて、座り方をチェックすると骨盤が後傾してお年寄りの座り方になっていました。K子さんには、この座り方がヤル気をなくしている一因になっていることを説明して、座り方と家では立って勉強する方法を指導しました。

8月は5回来られて、指、頭蓋、頸椎1番、背骨、仙骨、ストレス調整を施しました。9月以降は来られなくて遠隔調整を施していました。途中、調子を落としてヤル気をなくしたこともあったみたいでしたが、受験前に5か月ぶりに顔を出した時には何か吹っ切れたように見えたので安心しました。

2日間の試験の最終日、面接で学校側が遠距離通学に難色を示した感じがあったそうで、不合格という結果になってしまいました。不安な気持ちを持ちながらも、最後まで逃げずに立ち向かっていったK子さんの行動力は凄いです。これから、いいことがありますよ。

 


鶴岡いとう筋整復院のいとうです。

接骨院から整体院に切り替えて20年目、現在では頭痛、偏頭痛、むちうち、アレルギー疾患、精神的ストレス疾患、内臓機能低下にも対処しております。

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