一昨日、40代女性のSさん(介護員)が4回目の来院。3月に風邪を引いてから耳の奥の痛み、頭痛、だるさの症状がずっと残り、うつ状態になったのではと心配したのですが、心療内科に行くのにも抵抗があって4月の中旬に当院に来られました。立位分析で気になったのはお尻が突き出ていて、うつ伏せではベッドとお腹の間に隙間があって吃驚しました。骨盤が酷く後方変位していましたので、先ずは骨盤の歪みを矯正するのを最優先にしました。
色々と聞きますと、家では敷布団の上にマットレスを敷いて寝ていますというので、マットレスは使用しないで敷布団1枚で寝てくださいと指導しました。3回目の来院の時にSさん「敷布団1枚なので身体のあっちこっちが痛くて大変です。でも耳の奥の痛み、頭痛、だるさと吐き気も全部なくなりました」と言います。そして、4回目の一昨日は、Sさんの乗っている車(訪問介護で使用)のシートにバックハガー(腰椎の自然なカーブを作ってくれます)を装着しました。次回の来院時の姿勢が楽しみです。