週末に80代女性のSAさんと70代女性のSUさんが県北の吹浦から1時間かけてSAさんの息子さんの車に乗ってメンテナンスで来院。SAさんは畑仕事が生きがいで2年前に酷い腰痛を再発して畑仕事ができないのを見かねた息子さんがSAさんを連れて来られました。4、5回の治療で楽になり畑仕事もできるようになり、この年は10月末までに15回来院して去年は4月から6月末までに8回の来院。そしてこの週末に来られたSAさん「畑の手入れが始まる前に体の手入れをして痛みがでないようにしたいのでよろしくお願いします」と言われて、立位分析で気になったのは両腕が捻じれて両手のひらがお尻方向の後ろ向きになってました。歩く姿はペンギンのような格好でしたので、まずは両腕の施術から入り神経伝達調整法を施し歩き方を再指導して終了。手のひらが体側に向くようになりいい感じになってくれました。
SUさんは去年の4月に来院された方で、左腰の強い痛みで買い物にも行けない状態の所をSAさんから当院を紹介され一緒に来院することになりました。初回時は前かがみで右くの字の姿勢で立つのも歩くのもやっとで家ではほとんど寝たきりに近い状態でしたが、4月から8月までに10回の通院でほぼ完治しました。そしてこの週末に来られたSUさん「今では毎日45分の散歩ができるようになりました。でも歩いていて疲れる時もあります」と言います。立位分析で見てみるとお尻の部分だけが中心軸から左側にずれているのが判り、私「お尻の所で歪んでいて体が真っすぐになっていないので長い距離を歩くと痛みがでるかもしれないので15分減らして30分でいいでしょう。疲れを残さないのが大事ですよ」とお話ししました。神経伝達調整法を施し再度歩き方を指導して終了。お尻の位置は中心軸に寄ってきていい感じになってくれてました。去年、来られた時にSAさんの息子さんが「今までに私たち3人であっちこっちの医院、治療院に行きましたよ。遠い所では青森の八戸にも泊り込みで何度もいきました」と懐かしそうに話してくれました。青森に比べれば当院の片道1時間は余裕しゃくしゃくなんでしょうね。