昨日の午後、先週の木曜日から左肘の打撲で来られている70代女性のEさんから紹介の電話が入り、夕方、Eさんと60代女性のKさんが一緒に来院。Kさんの症状は去年の12月の初旬から左胸の下の方にしめつけられる様な痛みがあって、胸をバンドで固定したら背中の方も苦しくなってどうしようもなく辛いとの事で、立位分析で調べてみると踵寄りの重心でお尻を突き出してお腹が凹み過ぎて縮んでいる状態で、上体が左側に傾いて頭の位置は中心軸から左側に5センチほど大きくずれていて左足の小指側でやっと立っている状態でした。Kさんには鏡で確認してもらい紹介してくれたEさんにもKさんの立ち姿をいろんな角度から見てもらいました。Eさん「わあー、こんなに体が傾いていたら、おかしくなるのも当然だわ」と、Kさんの症状と姿勢の悪さの関係をすぐに理解してくれました。
Kさんには歩き方と足元の自己調整と座り方を指導して、再度、立位分析でチェックすると頭の位置は中心軸にピタッと寄りお腹の凹みも解消してくれました。Kさんに鏡で確認してもらいましたが、Kさん「?」反応がイマイチでEさんにも確認してもらい、Eさん「すごーい、頭と体が真っすぐになっているよー、Kさん、これで良くなるよ」と嬉しそうにKさんに話しかけてくれます。帰り際、Kさんの長靴の底を見ると左右の踵の外側の減り方がひどかったので、新しい靴を購入するようにアドバイスしました。Kさんは当院の治療で良くなるのか半信半疑のご様子でしたが、紹介者のEさんがしっかりとKさんをサポートしてくれているので心強い限りです。